中古マンション価格動向

不動産ニュース
24.06.17

東京カンテイは3月21日、三大都市圏・主要都市別に中古マンション価格動向を発表しました。それによれば、2月の70平米あたりの価格は首都圏で4707万円（前月比0.7％上昇）と12ヶ月ぶりにプラスに転じました。
都県別に見ると、東京都は6424万円（同0.1％上昇）となり、神奈川県も3648万円（同1.1％上昇）と5ヶ月ぶりに上昇に転じました。半面、埼玉県は2945万円（同0.7％下落）となり、5ヶ月連続でマイナスが続きました。千葉県も2721万円（同0.4％下落）とそろって下落しました。
主要都市別にみると、東京23区は7204万円（前月比0.3％上昇）と6ヶ月連続で強含みました。東京都心6区（千代田・中央・港・新宿・渋谷・文京）は1億1380万円（同2.2％上昇）となり、13ヶ月連続で上昇しました。横浜市も3835万円（同1.5％上昇）と4ヵ月ぶりにプラスでした。千葉市では2585万円（同1.7％上昇）と3ヶ月連続で上昇しました。一方、さいたま市は3672万円（同0.9％下落）と昨年8月以降の下落傾向に歯止めがかかっていません。
近畿圏の平均価格は、2871万円（前月比0.9％上昇）と昨年末の水準まで戻しました。大阪府は3077万円（同0.9％上昇）と引き続き上がり、前年同月比でのマイナス幅の縮小につながりました。兵庫県は2518万円（同1.5％上昇）でした。
主要都市では、大阪市が3881万円（前月比0.4％上昇）となり、神戸市で2689万円（同1.8％上昇）と2ヶ月ぶりに上昇に転じました。大阪市中心は5351万円（同0.3％上昇）でした。
中部圏をみると、全体平均価格は2253万円（前月比0.9％上昇）となり、愛知県では2395万円（同1.0％上昇）となりました。名古屋市は、2776万円（同0.9％上昇）と2ヶ月ぶりに上昇しました。名古屋市中心部は3642万円（同0.5％上昇）と3ヶ月連続で上昇しました。