国交省　市場動向調査

不動産ニュース
24.05.13

国土交通省によると、23年10月の「既存住宅販売量指数（試験運用）」によると、戸建て住宅とマンションの合計（季節調整値、以下同じ）は前月比0.1％減の117.7と減少に転じました。他方、30平米未満のマンションを除いた合計指数は109.2（同1.4％増）と2か月連続で増加しています。内訳では、戸建て住宅は114.3（同1.4％増）、マンション全体は121.7（同2.1％減）、30平米未満を除いたマンションは103.4（同0.4％増）でした。

国土交通省の調査によると、23年10月の不動産価格指数（住宅、季節調整値）は、10年平均を100とした全国住宅総合指数が136.4（前月比0.2％増）で、3ヶ月連続の上昇となりました。内訳は、住宅地が115.6（同0.5％増）、戸建て住宅は115.6（同0.7％減）、マンションは193.9（同0.2％増）。いずれも比較的小幅な動きながら、戸建てがマイナスに転じた一方で住宅地とマンションはプラスとなり、合計値は上昇が続きました。

国土交通省の発表によると、23年10月分の法人取引量指数（季節調整値、以下同じ）は、前月比3.3％減の246.7で、3ヶ月ぶりに減少へと転じました。戸建て住宅とマンション（区分所有）を合わせた住宅合計は同3.4％減の267.0で、こちらも3ヶ月ぶりの減少でした。
内訳をみると、戸建て住宅は同4.3％減の309.9、マンションは同2.3％減の228.1、非住宅は同2.6％減の211.9でした。戸建てと非住宅は3ヶ月ぶりの減少、マンションは2ヶ月続減でした。