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家・住宅購入コラム

タマホームの坪単価はいくら?20代にも選ばれている理由もご紹介

坪単価

タマホームは、他と比べてコストを抑えて家を建てられるため、人気と実績のあるハウスメーカーです。

本記事では、タマホームの坪単価の目安と、坪数別の費用、他社との坪単価の違いや、タマホームの特徴と安く家を建てるコツについて解説します。

タマホームでの建築を検討している方はもちろんのこと、安く注文住宅を建てたい方や、建築の相場を知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

タマホームの坪単価はいくら?

坪単価はいくら?

タマホームの坪単価の目安は、およそ30〜100万円です。

タマホームの坪単価を評価する2つの観点は、下記の通りです。

・坪数ごとの総額

・他社との比較

それぞれ詳しく解説します。

坪数ごとの総額

タマホームの坪数ごとの坪単価と、建築総額の目安は下記の通りです。

・30坪未満:坪単価60〜100万円・建築費用1,500〜3,000万円

・30〜39坪:坪単価50〜90万円・建築費用1,500〜3,000万円

・40〜49坪:坪単価50〜80万円・建築費用2,000〜3,000万円

・50坪以上:坪単価50〜80万円・建築費用2,500〜3,500万円

50〜70万円がボリュームゾーンとなっており、他のハウスメーカーと比較すると比較的安価で家を建てられるのがメリットです。

30坪未満の坪単価の目安が最も高く、40〜50坪以上の場合は坪単価が抑えられる傾向にあります。

また、坪単価や建築費用以外にも、土地を購入する場合は建築総額に土地代も上乗せされるため、上記の金額よりもさらに高くなります。

他社との比較

他社の平均坪単価と比較した際のタマホームの平均坪単価は、下記の通りです。

・タマホーム:65万円

・クレバリーホーム:75万円

・ユニバーサルホーム:77万円

・住友不動産:85万円

・一条工務店:90万円

・セキスイハイム:90万円

・パナソニックホームズ:90万円

・ヘーベルハウス:100万円

上記を見てわかる通り、タマホームは他のハウスメーカーと比較すると、坪単価の平均が安い傾向にあります。

ハウスメーカーによって坪単価が同じでも、デザイン性や建材が異なるため、完成イメージが大きく異なります。

複数のハウスメーカーを検討している場合は、坪単価だけではなく建築総額の目安や建築プランも把握しましょう。

タマホームはなぜ20代にも選ばれている?

タマホームが20代に支持されている最大の理由として「1,000万円台でも建てられる」ことが挙げられます。

国土交通省の令和元年度住宅市場動向調査によると、建物のみの建築費用(土地代なし)の平均は3,555万円、土地代込みの建築費用は平均4,615万円でした。

参考:令和元年度住宅市場動向調査 / 国土交通省(PDF)

上記の調査結果からわかる通り、1,000万円台から家を建てられるタマホームは、貯蓄が潤沢ではない若者層にも広く支持されています。

実際に、タマホームは20代のファミリー層をターゲットに1,000万円台で建てられる「シフクノいえ」を打ち出しており、建築実績も豊富です。

参考:1,100万円以内で建てる平屋建ての家づくり / タマホーム

近年では土地代が高騰する傾向にあるため、タマホームでは貯蓄がない若年層に向けて、費用を抑えて提供しています。

タマホームが選ばれている理由

タマホームが選ばれている理由は、下記の通りです。

・全国に対応している

・長期間にわたったサポートを受けられる

・長期優良住宅にも対応している

それぞれ詳しく解説します。

全国に対応している

タマホームは47都道府県に店舗があり、全国どこでも建築できるのが強みです。

営業所の他にも住宅展示場やモデルハウスを構えており、マイホーム建築について相談しやすいというメリットがあります。

また、全国に展示場を持つことによって、建築資材の調達を効率良く行うことができ、建築価格のコストダウンに繋がっているのです。

他にも、営業所や住宅展示場が点在していることにより、マイホームを検討している人が近くのタマホームの展示場で完成イメージをしやすいのも、タマホームの人気の理由です。

長期間にわたったサポートを受けられる

タマホームでは、新築住宅に引越ししたあとの10年間、下記のアフターサポートを受けられます。

・安心保証サービス:10年間の無料メンテナンス

・地盤保証制度:着工前の地盤調査・基礎補強工事・地盤改良工事・地盤沈下の際の保証

・住宅瑕疵担保責任保険:引き渡し後に住宅の欠陥が発覚した際の修復保証金を補填

・シロアリ10年補償:基礎パッキン工法による床下換気・シロアリ被害発覚時の保証

また、上記の10年間のサポートに加えて、長期優良住宅の基準を満たせば最長60年にわたって長期保証・点検を受けられます。

他のハウスメーカーと比較すると平均的なサポート内容ですが、少なくとも10年間は無料でのメンテナンスやサポートを受けられるため、安心して建築に踏み切れます。

長期優良住宅にも対応している

長期優良住宅とは、長期間にわたり、快適に暮らし続けられるような住宅のことを指します。

一戸建ての長期優良住宅の評価基準は、下記の通りです。

・劣化対策

・耐震性

・省エネルギー性:断熱等性能等級など

・維持管理・更新の容易性:配管の維持管理対策等級

・居住環境:地区計画、景観計画、条例によるまちなみ等の計画、建築協定、景観協定など

・住戸面積:一戸建ての住宅は床面積が75 ㎡以上

・維持保全計画:住宅の構造耐力上主要な部分・雨水の浸入を防止する部分・給水又は排水のための設備

・災害配慮:災害発生のリスクのある地域においては、そのリスクの高さに応じて、

・所管行政庁が定めた措置を講じているか

引用:長期優良住宅認定制度の概要について / 国土交通省(PDF)

上記の要素それぞれの基準を満たした物件が、長期優良住宅として認定されます。

タマホームの主力商品である「大安心の家」は、長期優良住宅に標準仕様で対応しているため、人気が高いのです。

長期優良住宅に認定されることによって、下記のメリットがあります。

・住宅の品質が高いため、耐久性や省エネ性に優れている

・住宅ローンの控除の対象になる

・不動産取得税の少なくなる

・登録免許税の税率の負担が軽減される

・固定資産税の減税期間が長くなる

・固定金利(フラット35)の金利が優遇される

・災害保険の割引の対象になる

・自治体の補助金の交付対象になる可能性がある

・タマホームの最長60年間の保証が受けられる

住居が長期優良住宅に認定されると、上記のようにローンや税制の面で有利になることが多いため、タマホームで安く建築できるのは魅力と言えるでしょう。

また、タマホームでは長期優良住宅を対象とした60年間の保証制度も設けているため、長期優良住宅の優遇を目的に大安心の家を購入するのもひとつの手です。

タマホームの坪単価に関するよくある質問

よくある質問

タマホームの坪単価に関するよくある質問についてまとめました。

・30坪の場合の費用はいくら?

・タマホームの坪単価は安くできる?

・タマホームにはどういった特徴がある?

それぞれ詳しく解説します。

30坪の場合の費用はいくら?

タマホームで30坪の家を建てる場合、建築費用の目安は1,500〜3,000万円です。

土地代を含める場合には建築費用に土地代が上乗せされるため、総額がいくらになるのかを考慮しながら土地の選定や建物のグレードを決める必要があります。

もちろん、家の内装やオプションをオーダーする際に、高価な素材や設備をつけてしまうと、その分だけ建築費用が高騰して、坪単価が高額になります。

また、タマホームの場合は30坪の家よりも40〜50坪台の方が坪単価を抑えて建築できるため、家のグレードを落としたくない場合は土地代を抑えるなどの工夫が必要です。

タマホームは数あるハウスメーカーの中でもローコストで家を建てられるため、タマホームよりも安く建築したい場合は、タマホームと価格帯が近いハウスメーカーに見積もりを出したうえで、建築プランや完成イメージを踏まえて検討しましょう。

タマホームと平均坪単価が近いハウスメーカーは、下記の通りです。

・パパまるハウス:平均坪単価40万円

・レオハウス:平均坪単価60万円

・桧家住宅:平均坪単価60万円

・アイダ設計:平均坪単価60万円

もちろん、上記のハウスメーカーであっても、坪数やグレード、オプションなどによって坪単価が変動するため、必ずしもタマホームより安くなるわけではありません。

手持ちの資金やローンの返済計画を加味しながら、納得のいく建築プランを立てましょう。

タマホームの坪単価は安くできる?

タマホームは、他社のハウスメーカーと比較しても建築費用が安い傾向にあるため、坪単価を抑えるためには住居の設備を最小限に抑えるほかありません。

坪単価の値引き交渉においても数千円程度しか期待できないため、安く抑えたい場合は値引きするのではなく、家のグレードを妥協する方向で考えましょう。

一般的に、坪単価を抑える方法として、下記の手段が一般的です。

・シンプルな間取りにする

・水回りを一箇所にまとめる

・総2階建てにする

・安い資材を選ぶ

・なるべくオプションをつけない

・外構は後回しにする

大幅な値引きよりも、上記のポイントを押さえることで、建築コストを100万円単位で下げることができます。

また、タマホームでは「1,000万円台で建てられるシフクノいえ」を提供しているため、平屋で安い家を建てたい方にはおすすめです。

タマホームにはどういった特徴がある?

全国どこでもローコストで戸建てを建築できる点が、タマホームの最大の特徴です。

他にも、タマホームの特徴として下記が挙げられます。

・1,000万円台で家が建てられる(シフクノいえ)

・長期優良住宅が標準仕様の商品がある(大安心の家)

・クレジットカードで家を購入できる

・住宅購入者向けの会員制サービスがある

・住宅引き渡し後10年間のアフターサポートがある

・木材を直接取引することにより、資材コストを削減している

一般的に、新築戸建てに住む場合は、注文住宅よりも建売住宅の方が安い傾向にあります。

しかし、タマホームであればコストをかけずに、建売と変わらない費用で注文住宅が実現するため、若年層を中心に全国から支持を集めています。

住宅を建てることを検討しているならFPにも相談してみよう

家は人生の中でも大きな買い物のひとつです。新築の戸建ては数千万円の額になるため、自己資金・ローンに限らず、入念な資金計画を立てましょう。

資金計画を立てる際は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談することで、ローンの返済計画だけでなく、戸建てのランニングコストや家族計画を踏まえた細かい収支や貯蓄の見通しを立てられます。

FPに相談するメリットは、下記の通りです。

・家を建てるために必要な費用の全体像を把握できる

・家計の収支を把握できる

・最適な住宅ローンを提案してくれる

土地購入費用や建築費用だけでなく、登記などの事務手続き費用や家を維持するためのメンテナンス費用、税金を含めて「いつ」「どれくらい」お金がかかるのかを把握できます。

戸建ての場合はメンテナンスや修繕費用を貯蓄しておく必要があるため、あらかじめ「どのようなメンテナンスに、費用がいくらかかるのか」を把握しなければなりません。

また、住宅ローンを返済しながら家計の収支や貯蓄もできるように、今後のキャリアや子どもの進学計画を踏まえて、無理のない返済計画やローンを提案してくれるのも魅力です。

一生に一度の大きな決断であるからこそ、FPなどの専門家の意見を聞けば、無理なくローンを返済しながら理想の家を建てられる可能性が高まります。

タマホームの坪単価|まとめ

タマホームまとめ

本記事では、タマホームの坪単価の目安と、坪数別の費用、他社との坪単価の違いや、タマホームの特徴と安く家を建てるコツについて解説しました。

タマホームは坪単価が比較的安く、1,000万円台でも家が建てられるため、若年層からの人気が高いハウスメーカーです。

ローコストで家が建てられる以外にも、タマホームにはさまざまな特徴やメリットがあるため、他社と比較しながら検討しましょう。

ぜひ本記事を参考にして、ハウスメーカーの選定や資金計画に役立ててください。

徳本 友一郎

所属会社:
株式会社スタイルシステム
所属会社のWEBSITE:
http://www.style-system.net
保有資格:
CFP(日本FP協会認定)、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、 宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
著書:
初めての不動産購入で失敗しない17のチェックポイント

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